ある雪道を車が走っていた。
ものすごいスピードで。
乗っているのは若い男。
男は人がめったに通らないその道を猛スピードで車を走らせる。
猛スピートで走る車の前になにかが落ちて、いや、倒れている。
男はあわてて避けようとするが、止まることも避けることも出来ず
『それ』をひいてしまう。
ぐちゃっ!!いやな感触がタイヤ越しに伝わる。
男は近くに車を止め、今ひいたモノに近づく。
『なんだ。キツネの死体か』
『こんなとこでくたばってんじゃねぇよ。
おかげでおれの愛車が汚れちまったぜ。』
男はそんなことをつぶやきながらキツネの死体につばを吐く。
男は車に乗り、さっさとその場を離れていった。
車の走り去った後、そこには車にひかれ、内臓をはみ出させた
キツネの死体と流れ出したキツネの血で染まった赤い雪が夕焼け
でさらに赤く染まっていた...。
Fin
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